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超地味なフリー編集者兼ライター兼単なる旧来型野球オヤジの身辺雑記
by bay-hamakujira
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江戸っ子の職人さん

昨日は、打合せやら用足しやらで、神保町から秋葉原経由で本郷までテクテク。

この辺は土地鑑があるつもりだったのですが、神田郵便局のそばに、銭湯のような健康ランドのようなものを発見。こんなところにこんなものがあるとは……。
さすがに打合せ前にひと風呂というわけにもいかず素通りしましたが、一本裏通りに入ると意外なものが見つかるものです。

そのあとは、子どもの玩具のような腕時計が動かないというので、ちょっと躊躇したものの、たぶん電池切れだろうと思い、いつも電池交換を頼んでいる本郷の時計屋さんへ。
間口三尺ほどの小さな構えで、五〇代のご主人とおそらく八〇代のおじいさんがやっている昔ながらの時計屋です。寡黙なご主人が、その場で電池交換をしてくれるのがなんとなく信用できます。まさに「職人」という感じ。

そこでその安っぽい時計を見てもらうと、「電池はありますねえ。こりゃ分解掃除しなきゃだめだな」といわれてがっかり。
分解掃除というのも懐かしい言葉ですが、ちなみにいくらくらいかかるかと聞けば、4、5千円程度でしょうとのこと。新品が買えちゃいます。

プロの職人さんに手間を取らせてしまったわけですから、「お代は?」と聞くと、「けっこうですよ」とキッパリ。
失礼ながら、とても儲かっているとは思えないお店ですが、顔馴染みでもないのにこういわれると、なにかうれしいものです。ご主人にしてみれば、こんなものでお金を取るわけにはいかない、といったところでしょうか。

用は足せなかったものの、けっこういい気分でありました。
by bay-hamakujira | 2006-04-11 21:45 | 日常
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