超地味なフリー編集者兼ライター兼単なる旧来型野球オヤジの身辺雑記
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続・相続人

前回の記事で説明不足がひとつ。

「入会地」(いりあいち)とは、村の掟や慣習によって、その地域の人たちだけが薪や草木などを採取できる共有地(山林)のことでして、したがって「入会権」は、その土地に住んでいないと意味をなさない権利なのであります。

つまり、前回のお話は「あんたは田舎の共同草刈場の権利継承者だけど、ここに住んでいないんだからハッキリと放棄してね。そうしてくれないと開発も整備もできないからさぁ」という趣旨の手紙が舞い込んだというわけです。

前置きが長くなりましたが、小諸市役所に問い合わせてみると、予想に反した回答がもたらされました。

まず、「私、私の姉、私の父の3人に同じ文面の文書が来ているが、相続だったら、私の父だけでいいのではないか」という疑問をぶつけます。

すると、「亡くなったお母様のほうの相続なんです」との答え。

「えっ? なんで?」(ちょっと混乱)

例の弁次郎さんの姓は父方の姓と同じ。つまり、この姓名を見た途端、父方の先祖とばかり思い込んでいたのです。

ところが、この弁次郎さん、話を聞いてみると、亡母から4代さかのぼった、つまり、私にとって母方の、ひいひいひいじいさんだったのでございます。

だから、亡母の配偶者である父親(法定相続分2分の1)と子供2人(同4分の1ずつ)に、通知が来たというわけ。

もっともこの姓は長野県でいちばん多いので、考えてみればそういう可能性はいくらでもあります。ただ、そこまで考えが及ばなかったのが、ちょっと悔しい……。

ちなみに弁次郎さんの生没年がわかるかどうか尋ねたところ、生年はわからないが、亡くなったのは明治43(1910)年4月7日とのこと。幕末か明治維新の頃に生まれ、いまから98年前の雪どけの季節に没したというわけです。

おそらく弁次郎さんは、寒村の貧しい農民だったに違いありません。近隣の47人(被相続人は全部で48人と書いてあった)と力を合わせて山を管理し、小さな田畑を耕していたのでしょう。

もちろん、のんべいだったのか、働き者だったのか、女にだらしなかったのか、はたまた女房の尻に敷かれていたのか、その人物像については何もわかりません。

だけど、100年以上前の時代を生きた人間に思いを馳せてみるというのも、なかなか悪くない。めずらしく、役所からの文書で楽しめたのでございました。
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by bay-hamakujira | 2008-10-07 16:44 | 日常
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