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秋風
プロ野球の高校生ドラフトが話題をさらう一方で、ここ数日、ひっそりと各球団から戦力外通告が行われています。
プロには70名という支配下選手登録人数の上限がありますから、ニューフェイスを迎えるためには、その分やめさせなければならないわけなんですね。 わがベイスターズも、すでに4人の解雇を決めています。そのなかには3年前のドラフト自由枠で獲得した森や日本一背の低い(165センチ)プロ野球選手といわれた田中一徳も含まれています。 とくに森は、北陸の怪腕といわれ鳴り物入りで入団したものの、ケガのためついに一軍登板なし。いつ見られるかと思っていたらこの知らせ。球団ももうこれ以上待てないということなのでしょう。 ま、プロだからみんな仕方ありません。この世界では、運がないのも実力のうちなのでしょう。 とはいえ、もう第二の人生か、という感じですよね。 昔は、高校出の選手の場合、芽が出なくても5年ほどは解雇しなかったような気がするのですが(大学、社会人はより短い)、最近は2、3年でクビにするケースもけっこうあるみたい。そういう意味では、より厳しくなったのかな。 ところで、大相撲の世界ではかつて、引退と廃業という言葉の使い分けがされていました。正確な定義は調べていませんが、引退は関取がやめて相撲協会に残る場合、廃業は幕下以下の力士がやめる場合といった感じだったと思います。ところが数年前、「廃業」というのは聞こえが悪い(?)ので、「引退」に統一するという話がありました。 なんでこんなことを持ち出すかというと、楽天の飯田が引退し、同時にカツノリも引退するというニュースを聞いたからです。おやじさんは号泣したそうですが(これもなんだかねぇという感じですが)、カツノリは引退じゃなくて戦力外だろうと、新聞に向かってひとり突っ込んでしまいました。 まあ、「戦力外」なら、わずかながら現役続行の可能性もあるわけですが、どうもこの「引退」と「戦力外」の違い、妙にひっかかります。まあ、自分から申し出れば「引退」なのかな。 って、またマニアックなことにこだわってしまいました……。
by bay-hamakujira
| 2006-10-03 15:12
| 野球
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